星降る夜を満喫できた車中泊

車中泊使用車種:ワゴン車

40代

女性

ほっしー さん

しし座流星群がたくさん見えると言われていたときに、当時お付き合いしていた彼と流星群を見るために車中泊ドライブで清里まで行きました。途中コンビニでお弁当やホットコーヒーにお菓子を買い込んでわくわくした気持ちで目的地に向かいました。道中で流れ星を見つけたら何をお願いしたいかをお互い言いあったり、お気に入りの音楽を流しながら行くのも楽しかったです。

目的地のオートキャンプ場に行くと、流星群を見るために来た人がたくさんいてにぎやかで、またわくわく感が増しました。車の中でごはんを食べて、しばらくは二人でトランプしたりおしゃべりして流星群が活発になる時間まで待ちました。もう冬に近い季節だったので寝袋にくるまってカーシートを倒してゴロゴロしてるとキャンプみたいで楽しかったです。少し仮眠をとって、あたたかいコーヒーを飲んでいたら、彼が「あっ」と言って指差し、その方向に流星が見えました!

一気にテンションがあがり外に出て流星を見るために待機。他の人たちもみんな車から出てきて、夜空を眺めて、流れ星が見えるとおーっと歓声が上がっていました。澄んだきれいな夜空に今までに見たこともないほどの数の流星が、次々と降るように落ちてくる景色はなんとも感動的な風景でした。その場で同じ感動を味わっていると、知らない人たちとも不思議と一体感みたいなものが沸いてきて、みんな笑顔になって夜空を見上げる時間がとても素敵に感じました。

ある程度みたところで寒いので車に戻り、シートを倒したままフロントガラス越しに流星を眺めました。彼と二人で手をつなぎながら流星を眺める時間はとてもロマンチックで、今までで一番素敵なデートだったなと今でも甘い思い出です。

翌日の朝は水筒で持って行っていたお湯でカップラーメンを作りました。熱々のラーメンが冷えたからだにしみて、人生で一番おいしいカップラーメンでした。

肝心の流星にするお願い事は、なかなか思うようにはできませんでしたが、「彼と結婚できますように」というお願い事は、ちゃんと叶って、今も一緒に人生を歩んでくれています。

車中泊はそれ以来していませんが、またいつか家族でしてみたいです。