■エブリイの1型~6型って何?
エブリイの「DA64」とは型式のこと。型式とは、クルマ固有の車番のようなもの。
ワゴンではW、バンにはVが末尾につきます。
1型、2型、3型、4型、5型、6型などと呼ばれる数値は、1,2年に一回行われている一部改良に合わせて数値が変わる「機種番号」の一部から拝借されるもの。
2005年の発売からなんと9年目となるエブリイは現在6型まで進化しております。
稀に「前期」「後期」という表現で区別することもありますが、1~4型を前期、5~6型を後期と便宜上解釈しているだけであり、公式な区別ではありません。
さらにワゴンやバン、またそれぞれのグレードによって変更点などが異なるので自分のクルマがどこに該当するか、パーツ購入の前にチェックしておきましょう♪
■エブリイDA64 1型(2005年8月~2005年12月)
[共通]
・DA64系初登場!通算五代目のエブリイKカー初のパワースライドドアを一部標準装備(ワゴン)
・シフトをインパネ化し、ウォークスルーが可能に。
■エブリイDA64 2型(2006年1月~2007年6月)
[共通]
・ヘッドライトのレベリング追加機能
・コインフォルダ廃止
・後席ステーを隠すレッグカバーを追加
・全席フロアの縫製を変更
・荷室ストライカー用カバーを廃止
・フォグやパワースライドなどの一部スイッチ形状を変更
・2006年12月 特別仕様車発売
[ワゴン]PZターボスペシャルをベースに、本革シートや木目インパネ、ブルー基調の専門カラーヘッドライトを装備した特装車「レザーセレクション」発売。
■エブリイDA64 3型(2007年7月~2008年3月)
PZターボスペシャル。グリル形状が変更。
[共通]
・フロントシートの座面の縁部分に厚みを持たせ座り心地を向上。
[ワゴン/PZ系]・ワゴンのPZターボスペシャルとPZターボに新デザインのメッキグリルを採用
・ シート表皮をベージュに変更。
・HID装着車を選べるようになる。(ロービーム専用のマルチリフレクタータイプとなり、同装着車はハイビーム専用のマルチリフレクタータイプハロゲンヘッドランプがロービームの上につく縦4灯式となっている。)
・HID装着車にはインパネ中央部にセンタースピーカーを装備。
[ワゴン/PZターボスペシャル]・ハイルーフ追加
[バン]・ シート表皮をベージュに変更。
・2007年11月 仕様変更
[ワゴン] 新色追加
■エブリイDA64 4型(2008年4月~2010年4月)
[共通]
・盗難防止強化の一環として、キーレスエントリー&セキュリティアラーム装着車のホーン配線の切断予防として、周辺部の形状を変更
・ヒーターやオーディオスイッチ灯の点灯色をグリーン⇒アンバーへと変更。
2009年12月 特別仕様車発売
[ワゴン] 特別仕様車「JPターボリミテッド」を設定。・JPターボをベースにメッキグリルや各種スポイラーに、ウィンカー付サイドミラー、13インチアルミホイールなどを装備。
・ベージュ色のシートやドアリム表皮にするなど、内外装で質感を高めスポーティな印象としている。
■エブリイDA64 5型(2010年5月~2012年4月)BIG CHANGE!
PZターボスペシャル。顔が大きく変更。
[共通]
・バン/ワゴン共に燃費を向上。
[ワゴン]・マニュアル車廃止
[ワゴン/PZ系]・フロントバンパーやサイド、メッキグリルなどを変更
・フォグランプの形状変更(四角⇒丸型)
・ リアコンビランプのクリアレンズ化
・シート表皮の変更
[ワゴン/JP系]最廉価グレード「JP」廃止
■エブリイDA64 6型(2012年5月~2015年2月)
[共通]
・保安基準改正に対応し、新法規対応のため、ヘッドレスト形状の変更。
・ワゴンは全席大型化、バンは全席が分割式とし大型化(上級グレードはワゴン同様の変更)
・スライドドアの強度アップ
・ISOFIXのチャイルドシートアンカーを後席左右に標準装備